社会不適強者

雑記。

「クズ」とはどんな人間なのか (ヤリモクとアマギフ乞食を例に考える)

いきなりだが、

世の中には「クズ」という人種が数多く存在する。

 

「〇〇は人間のクズ」 や

「〇〇ちゃんの彼氏はクズ男」 など、

もはや「クズ」という言葉は我々の社会にごく一般的に浸透している

 

ここであえて疑問を提起する。

 

「クズとは具体的にどういう状態にあるのか」。

 

 

一概にクズと言っても、具体的にクズを説明できる人はそう多くない。

「どういうところがクズなん?」と聞いても、

出てくるのはクズエピソードであってクズ自体を形容したものではない。

 

私は20数年間の人生の中で、

このクズが具体的にどういった人種を表すのかを解明するに至った。

 

クズとは、

ズバリ「欲に正直な人間」である。

 

これは真理だと自信を持って言える。

 

面白味のない答えに幻滅した読者が大半だと思われるが、

とりあえず話を聞いてほしい。

 

 

突然だが、私は昔Twitterの学生界隈で「ちょっと有名な人」だった。

フォロワーは13,000人前後、ほぼ全てのツイートに1000件近くいいねが付くような、

ある種のインフルエンサーだった。

 

主な投稿は気色悪い陰キャラの青春こじらせツイートだったのだが、

どんな内容であってもインフルエンサーというのは強い。

美味しい話もかなり頂いた。

 

そんな中で、フォロワーからAmazonのギフト件が送られてくることも多々あった。

 

「アマギフ送ります!今度会って下さい!!」、

「ファンです!3000円分のギフト送ります♡」、

「アマギフ送るのでフォロバ下さい」などなど

 

合計金額でいうと30万円分のギフト券をこれまで頂いた。

 

しかし、それらのどのギフト券も私は使用したことがない。

30万円分の無料お買い物券が手元にあるにも関わらず、

その1円分も私は使用しなかった

 

純粋な「申し訳なさ」である。

 

芸能事務所に所属しているわけでもない一般人が

Twitterの投稿だけで金銭を受け取るという行為に対して、

どうも正直になれなかった。

 

ここで貰ったアマギフを使ってしまうことにより、

俺はお金を受け取るに相応しいツイートをしています」と自ら認めることになる。

 

そんな恥ずかしい行為に手を出せるわけがない。

(ここで断るのがかっこいいという思いも多少あったが)

 

私はそれら全てを丁重に断り、届いたギフト券は一応物置へ保管した。

 

 

時は流れて2021年の6月。

昨年、会社を辞めて無職暮らしをしていた頃である。

 

失業保険と貯金のみで生活をしていた私は生活に困窮していた。

翌日の食事代すら心配になるような思いだった。

 

そんな中、ふと2年前にもらったAmazonギフト券のことを思い出した。

物置を漁ると、合計30万円近いギフト券がそのまま出てきた。

 

今さら使用するなんてダサい行いをするつもりはなかったが、

本当になんとなく、ギフト券の適用コードを入力してみた。

 

このギフト券は別のユーザーに使用されております

 

それら全てのギフト券は、

すでに別の「申し訳なさを感じない人」によって使用されていたのだった。

 

中には10000円相当の券もあったのだが、1つ残らず使用済みとなっていた。

覆水盆に返らずだ。

 

 

この経験から私が導き出した解答こそ、

「クズとは、欲に正直な人間」である。

 

完全な逆恨みでしかない。

 

「自分が先に申し訳なさを感じたものを

 後に受け取った人間が後ろめたさ無く使用するのが許せない」

という自己中心的思考の塊である。

 

しかし事実として、当時の私はその画面を見ながら

「クズやろ…」と声を漏らしたのだ。

 

よって、

フォロワーから送られたAmazonギフト券を年内に使用する人間は「クズ」だと、

勝手に結論づけさせて頂きます。異論は認めません。

 

恐らく私も今ギフト券を貰えたら届いた日に使い切るだろう。

よって私も「クズ」である。

 

「当時はクズじゃなかった」という事実さえ残ればそれでいい。

 

今はクズです。ああクズだとも。

 

 

※エピソードがアマギフ拗らせだけでは消化不良なので追記

 

 

欲という言葉に連なるものは他にもある。

 

皆さんも大好きな「性」である。

 

まず第一に、男は基本的に全員ヤリモクである。

これはマジなのである。

私自身も24時間常に全身ヤリモクである。

 

昨年のM-1川瀬名人も唱えていたが、

男女の友情というものは存在しない。

 

女の子を遊びに誘うのは言うまでもないヤリモクであり、

Twitterで女の子をフォローするのも基本的にヤリモクである。

(性的好奇心無しで女の日常ツイートを好んで読む男など存在しないため)

 

「彼女への誕生日プレゼント選ぶのに付き添ってくれない?

 女の子って何あげたら喜んでくれるのか分からなくて…」

 

これは所謂ダブルヤリモクである。

プレゼント選びのアドバイザーというのはあくまで口実であり、

目的はセカンドパートナーの関係構築が本命である。

 

おまけにプレゼントを買い与えるのもヤリモクなので、

これはまごうことなき「二刀流」である。

※一部界隈においては2回行動であることに因んでキラーマシンとも呼称される

 

 

とにかく、まずは男は全員ヤリモクという大常識について理解頂けたと思う。

肝心なのはここからだ。

 

これだけ地球上全ての男がヤリモクでありながら社会が崩壊していないのは

前述でも触れた「申し訳なさ」によるものである。

 

女の子を飲みに誘ってせっかくいい感じの雰囲気になったのに

突然「申し訳なさ」を感じて駅まで見送ったり、

 

いざホテルに入るも相手の両親の存在が脳内をよぎり

「申し訳なさ」を感じて自分はベッドではなく合皮パリパリのソファで寝たり。

 

世の中の性被害は全て「申し訳なさ」で簡単に防ぐことが出来るのだ。

 

ここで再び本題である「クズ」に焦点を戻したい。

 

クズは「欲に正直な人間」である。

クズは「申し訳なさ」を微塵も感じない。

 

彼らはヤリモクであることを一切隠さず、

むしろ毅然とした態度で女の子に言い寄るのだ。

 

ズバリ、クズとは「堂々としたヤリモク」である。

 

世の中の性被害、性犯罪の全ては「クズ」によるものである。

 

性犯罪者で「クズじゃないケース」が存在するだろうか?いや、ない。

 

「あの人サークルの後輩の女の子をレ〇プしたらしいけど

 毎朝皇居に向かって手を合わせてるらしいからクズではないよね」

 ↑こんなん、聞いたことない

 

堂々としたヤリモクはクズである。

 

かつ、

堂々としたヤリモクはクズであり、

フォロワーから送られたアマギフをその日の内に使い切るのだ。

 

かつかつ、

フォロワーから送られたアマギフをその日の内に使い切る男は

近いうちに絶対に性犯罪を起こす

 

私は全てを知ってしまった。

 

これらは一切揺らぐことのない不動の事実であり、

この世の真理である。

 

【あとがき】

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